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エピュラとアケロン川

妥当9/12ギリシャ本土ホメロス文学における名称: Ἐφύρη · Ἀχέρων

冥界の噂を持つ実在の川であり、ホメロスのハデス(冥界)の入り口と最も頻繁に混同される場所。この地図帳では両者を区別している。この場所はここにあり、あちらの場所はここにはない。

テスプロティアのアケロン川は、峡谷を抜けて海へと流れる実在の川であり、ヘロドトスはその傍らに、コリントスのペリアンドロスが神託を求めた死者の神託所があったと報告している。エピュラも『オデュッセイア』に登場し、オデュッセウスが矢毒を手に入れるために赴いた場所とされている。

キルケによる冥界への道案内では、ピュリフレゲトン川やコキュトス川とともにアケロン川の名が挙げられている。詩がテスプロティアからその名を借用したのか、それともテスプロティアが詩からその信仰を取り入れたのかは、完全に未解決のままである。いずれにせよ、この地図帳においてハデスの館は位置未特定のままである。

提案されている同定

  • テスプロティア、メソポタモスの遺跡

    提案者: Sotirios Dakaris (from 1958)

    妥当9/12

    アケロン川とその支流の合流点にある実在のヘレニズム時代の建物。ダカリスによって発掘され、長年にわたりホメロスの冥界のネキオマンテイオン(死者託宣所)として紹介されてきた。後年の研究では、同じ建物が要塞化された農家と解釈されている。川、信仰、そして古代の評判に疑いの余地はなく、問題となっているのは構造物の同定のみである。

    39.2361, 20.5300· 地点

    • 考古学Sotirios Dakaris, excavations at Ephyra, Thesprotia (from 1958)
    • 一次テキストHerodotus, Histories 5.92 — Periander and the oracle of the dead on the Acheron
    • 学術研究Reassessments of the Ephyra building as a fortified farmhouse rather than an oracle of the dead, in scholarship since the 1990s
    確信度
    9/12 · 中程度の信頼度
    テキスト
    2
    考古学
    2
    学術
    2
    地理
    3

この分類である理由

妥当:実在し、発掘され、実際の信仰の歴史を持つが、その機能については議論がある場所。場所としてのスコアは12点満点中9点。ネキア自体のエントリーは12点満点中3点であり、これら2つの数値の乖離こそが重要な点である。

論争点

発掘された建物がそもそも死者の神託所であるのかどうか、そしてホメロスの川の名がこの景観に由来するのか、あるいは後から結びつけられたものなのかという議論。

史料・文献

  • 一次テキストHomer, Odyssey (trans. A. T. Murray, Loeb, 1919)
  • 一次テキストHerodotus, Histories 5.92 — Periander and the oracle of the dead on the Acheron
  • 考古学Sotirios Dakaris, excavations at Ephyra, Thesprotia (from 1958)
  • 学術研究Reassessments of the Ephyra building as a fortified farmhouse rather than an oracle of the dead, in scholarship since the 1990s