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スパルタ(ラケダイモン)

合意11/12ギリシャ本土ホメロス文学における名称: Λακεδαίμων · Σπάρτη

メネラオスとヘレネの王国。渓谷は確実だが、宮殿は不確実である。ラコニアからはミケーネ時代の邸宅や初期のメネラオス信仰の跡が出土しているが、ピュロスやミケーネに匹敵する宮殿は見つかっていない。

テレマコスは第4巻で戦車に乗ってラケダイモンに到着し、ゼウスの宮廷に例えるほどまばゆい大広間でメネラオスに会う。ホメロスの描くラケダイモンは「窪んだ」「深い谷の多い」場所であり、これはタイゲトス山脈とパルノン山脈の間に位置するエウロタス渓谷をよく表している。

テラプネのメネライオンは、古代ギリシャ人が彼を位置づけた場所である。この丘にはミケーネ時代の建物があり、アルカイック期以降はメネラオスとヘレネの聖域となっており、ヘロドトスはすでにヘレネの物語を報告している。これは、実在する青銅器時代の遺跡に結びついた強力な信仰の伝承であり、ラコニアが提供する最良のものである。

提案されている同定

  • エウロタス渓谷(ラケダイモン)

    提案者: Continuous ancient identification

    合意11/12

    ホメロスがラケダイモンと呼ぶ地域に疑いの余地はない。タイゲトスとパルノンに囲まれた広い川の渓谷であり、まさに詩が描写する「窪地」そのものである。未解決の問いは、渓谷そのものではなく、その中にあった青銅器時代の中心地である。

    37.0736, 22.4297· 地域

    • 考古学Excavations at the Menelaion, Therapne — Mycenaean mansions and a Late Bronze Age settlement; British School at Athens, from 1909 and again from 1973
    • 考古学Hector W. Catling, excavation reports on the Menelaion site, Archaeological Reports (1976–1977)
    • 一次テキストHomer, Iliad (trans. A. T. Murray, Loeb, 1924)
    確信度
    11/12 · 高い信頼度
    テキスト
    3
    考古学
    2
    学術
    3
    地理
    3
  • テラプネのメネライオン

    提案者: Excavated by the British School at Athens (1909; 1973–)

    妥当10/12

    エウロタス川を見下ろす丘で、大規模なミケーネ時代の邸宅があり、アルカイック期からはメネラオスとヘレネの神殿があった。この信仰はギリシャ人がメネラオスをここに位置づけた証拠ではあるが、彼がここに住んでいたという証拠ではなく、ラコニアではピュロスやミケーネ級の宮殿は見つかっていない。

    37.0714, 22.4569· 地点

    • 考古学Excavations at the Menelaion, Therapne — Mycenaean mansions and a Late Bronze Age settlement; British School at Athens, from 1909 and again from 1973
    • 考古学Hector W. Catling, excavation reports on the Menelaion site, Archaeological Reports (1976–1977)
    • 一次テキストHerodotus, Histories 6.61 — the shrine of Helen at Therapne
    確信度
    10/12 · 高い信頼度
    テキスト
    2
    考古学
    3
    学術
    2
    地理
    3

この分類である理由

地域レベルでは「合意(Accepted)」、宮殿レベルでは「妥当(Plausible)」であり、そのためこの場所には異なるスコアの2つの仮説が立てられている。それらを分けるのは考古学的な基準である。渓谷は景観と継続性でスコアを獲得し、メネライオンは発掘された建物と信仰でスコアを獲得している。

論争点

ピュロス級のミケーネ時代の宮殿中心地がエウロタス平原の下に未発見のまま眠っているのか、それともラコニアの統治形態が異なっていたのか。したがって、『オデュッセイア』に登場するスパルタの宮殿が、記憶なのか、時代錯誤なのか、あるいは創作なのかという点である。

史料・文献

  • 一次テキストHomer, Iliad (trans. A. T. Murray, Loeb, 1924)
  • 一次テキストHomer, Odyssey (trans. A. T. Murray, Loeb, 1919)
  • 考古学Excavations at the Menelaion, Therapne — Mycenaean mansions and a Late Bronze Age settlement; British School at Athens, from 1909 and again from 1973
  • 考古学Hector W. Catling, excavation reports on the Menelaion site, Archaeological Reports (1976–1977)
  • 一次テキストHerodotus, Histories 6.61 — the shrine of Helen at Therapne