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アウリス

合意9/12ギリシャ本土ホメロス文学における名称: Αὐλίς

トロイアに向けて艦隊が集結した場所。実在し、合意されている停泊地であるが、ホメロスが描く出来事は戦闘ではなく前兆である。すなわち、戦争が10年続くことをギリシャ人に告げた蛇とスズメの逸話である。

『イリアス』におけるアウリスは、演説の中の記憶として登場する。オデュッセウスは、船が待機している間にそこで見た前兆を軍隊に思い出させるが、この場所が再び訪れられることはない。後世のイフィゲニアの生贄の伝承は悲劇に属するものであり、ホメロスのものではない。

湾自体は単純明快である。ボイオティアとエウボイアの間の最も狭い地点を横切る、遮蔽された海峡であり、まさにギリシャ中部から集められた艦隊が集結するのにふさわしい場所である。

提案されている同定

  • ボイオティアのアウリス湾

    提案者: Strabo, Geography 9.2; continuous ancient tradition

    合意9/12

    エウボイアの対岸、エウリポス海峡にある遮蔽された停泊地。古代から途切れることなく同定されており、アルテミスの聖域が残されている。遺跡は実在し、位置も合意されているが、そこで確認できる考古学的遺物はアルカイック期以降のものであり、青銅器時代の艦隊の集結を示すものではない。

    38.3833, 23.5936· 地域

    • 一次テキストStrabo, Geography 9.2
    • 考古学Sanctuary of Artemis at Aulis, Boeotia — excavated from 1956; the visible remains are archaic and later
    • 一次テキストHomer, Iliad (trans. A. T. Murray, Loeb, 1924)
    確信度
    9/12 · 中程度の信頼度
    テキスト
    2
    考古学
    1
    学術
    3
    地理
    3

この分類である理由

合意:位置が失われたことはなく、地理的にも議論の余地がない。そこで発掘された聖域が、詩がその場所に設定している出来事よりも数世紀後のものであるため、考古学的スコアは1である。

論争点

アウリスでの集結が連合艦隊に関する歴史的記憶を留めているのか、それとも地理的に明白な場所に引かれたスタートラインという、見たままの物語上の仕掛けにすぎないのか。

史料・文献

  • 一次テキストHomer, Iliad (trans. A. T. Murray, Loeb, 1924)
  • 考古学Sanctuary of Artemis at Aulis, Boeotia — excavated from 1956; the visible remains are archaic and later
  • 一次テキストStrabo, Geography 9.2
  • 一次テキストEuripides, Iphigenia at Aulis