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ファロス島におけるメネラオスとプロテウス

エジプト沖で風が止まり立ち往生したメネラオスは、帰郷の道を尋ねるために姿を変える神を待ち伏せします。しかし代わりに得たのは、兄が殺害されたという知らせでした。

詩中での描写

エイドテアはメネラオスに対し、真昼にアザラシの群れに身を隠し、父プロテウスが群れを数えているところを捕らえるよう告げます。プロテウスはライオン、蛇、ヒョウ、猪、水、そして木へと姿を変えますが、疲れ果てると問いに答えます。神々をなだめる方法、他の者たちの帰還の様子、そしてオデュッセウスがカリュプソとともに島で生きていることを。

舞台は実在の島であり、アザラシの悪臭(エイドテアがアンブロシアで和らげるもの)というリアルな詳細描写とともに描かれていますが、距離の記述は誤っています。

このアトラスにおける重要性

これは、正しい特定の中に誤った詳細が含まれているという、この地図帳における最も明確な例です。ファロス島はファロス島ですが、ホメロスは依然としてそこをエジプトから丸一日の航程にある場所として描いています。

対立する説

  • ファロス島

    提案者: Strabo, Geography 17.1 · 古代

    妥当

    島の実在は確実ですが、詩に描かれる距離は不正確です。ホメロスはそこを沖合へ丸一日の航程に位置づけていますが、実際には約1キロメートルしか離れていません。ストラボンはすでに、この不一致を土砂の堆積によって説明しようとしていました。

    ファロス
    • 一次テキストStrabo, Geography 17.1 — Pharos and Homer's description of its distance

論争点

その距離が誤りなのか、誇張なのか、あるいは別の海岸線の記憶なのか。ストラボンの堆積説は、その規模では成り立ちません。

問い

ファロス島とは、あの灯台のある島ですか?
はい。プトレマイオス朝の灯台が建設される数世紀前の、まさに同じ島です。
距離の誤りは、特定の信頼性を損ないますか?
いいえ、それこそが評価基準を個別に設定している理由です。この場所は特定の面では高得点ですが、地理的一貫性の面では低得点となり、両方の事実が可視化されたままになります。

史料・文献

  • 一次テキストHomer, Odyssey (trans. A. T. Murray, Loeb, 1919)
  • 一次テキストStrabo, Geography 17.1 — Pharos and Homer's description of its distance
  • 考古学Aegean–Egyptian contact in the Late Bronze Age and early Iron Age, attested by imported material