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マレア岬
合意10/12高ギリシャ本土ホメロス文学における名称: Μάλεια
『オデュッセイア』全体の転換点。この岬を回る際、オデュッセウスは進路を外れて10年間漂流することになり、詩の地理はまさにこの地点で地図から物語へと変化する。
オデュッセウスはトロイアを出発し、キコネス人を襲撃した後、マレア岬で北風に流されてキュテラ島を通り過ぎる。この岬より前の出来事はすべて地図上にプロットできるが、それ以降の出来事はほとんどプロットできない。同じ岬がメネラオスの帰還を阻み、オデュッセウスのクレタに関する嘘の中にも再び登場する。
これが、アトラスがマレアを単なるマイナーな地名ではなく、構造的なエントリーとして扱う理由である。マレアは、位置が特定されているデータと、議論の対象となっているデータの2つの半分を分ける境界線なのである。
提案されている同定
ラコニアのマレア岬
提案者: Universal identification since antiquity
合意10/12高ペロポネソス半島の南東端であり、詩における現実の地理が終わり、漂流が始まる場所。悪天候で知られるその評判は文学的な誇張ではない。この岬は3000年もの間、船乗りの間で悪名高く、現代の航路誌にも依然として岬周辺での風の加速について記載されている。
36.4333, 23.2000· 地点
- 一次テキストStrabo, Geography 8.6
- 学術研究Sailing directions for Cape Malea and the southern Peloponnese, a byword for hazardous rounding in Mediterranean pilot literature
- 一次テキストHomer, Odyssey (trans. A. T. Murray, Loeb, 1919)
確信度10/12 · 高い信頼度- テキスト
- 3
- 考古学
- 1
- 学術
- 3
- 地理
- 3
この分類である理由
合意:どの時代にも同じ名前で呼ばれている紛れもない岬であり、詩はその航海条件を正確に描写している。
論争点
岬自体について議論の余地はない。議論に値するのは、マレア岬で詩が空想的な世界へと舵を切るのが、意図的な境界線(既知の海の端)なのか、それとも物語が発展していく過程での偶然なのかという点である。
史料・文献
- 一次テキストHomer, Odyssey (trans. A. T. Murray, Loeb, 1919)
- 学術研究Sailing directions for Cape Malea and the southern Peloponnese, a byword for hazardous rounding in Mediterranean pilot literature
- 一次テキストStrabo, Geography 8.6